《 第2弾「動楽亭リモート寄席」近づく 》
日本政府が新型コロナウイルスの感染予防として「劇場の客席数を半分に減らしていた対策」を緩和する方針を打ち出しました。但し、一律ではなく、ジャンルによって異なるそうで、例えばロック・コンサートは据え置きで、クラシック・コンサートや古典芸能は客席数の規制は撤廃するとのこと。おぉ!落語は「客席の数を元に戻せる。やったぁ」と思いたいところですが、これは、あくまで国が出した方針で、具体的な方策は各会館に委ねられるそうなのです。しかも、この方針は取り敢えず11月末までで、それ以降はその時にまた見直すとのこと。したがって、なかには緩和に踏み切れないホールも出てきそうです。
それ以前に、この半年間で、お客様が劇場や寄席小屋へ足を運びにくくなる空気が作られたのも事実です。この閉塞感を打破するには我々噺家が一所懸命に高座を勤めること。それ以外に無いと思います。たとえ隙間ができた客席であっても、普段通りの…いや、普段以上の高座を勤めることで、お客様に共感を頂き、笑いが共鳴し、お互いのエネルギーが増幅する。これぞ舞台の醍醐味です。
この秋も米朝一門の噺家がいろんな落語会に出演します。是非ともどこかで聴いてやって下さい!
今年6月に開催した「動楽亭リモート落語会」の第2弾が近づいてまいりました。今月21日と22日に大阪・西成の動楽亭で開かれます。会場で聴くか、配信で観るか、あなた次第⭐︎
会場へお越しの場合は事前予約が必要です。平日の10時〜18時に米朝事務所(06−6365−8281)までお電話ください。
配信でご覧になりたい方はURLをクリックして視聴券をお求めください。今回は終演後、48時間ご覧になれます。
https://peatix.com/group/7268954
購入方法が分からない方! 諦めず、脳の活性を図るために、チャレンジしてみて下さい。
「米朝チャンネル」でも説明しています。
コロナ禍の日々が続きますが、どうか「笑い」で自己免疫力をつけて下さいね⭐︎
米團治