株式会社米朝事務所

週刊よねだんじ

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《 コロナ禍を生き抜く術 》

2020.12.01

今年は「コロナ」に始まり「コロナ」で終わる一年となることに……。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、3月から殆んどの落語会が中止となってしまいました。会社を経営する身としては、さあ大変! 頭まっ白、お先まっ黒。弊社もご多分に漏れず、あれこれ試行錯誤の毎日が続きました。でも、悪いことばかりではありません。いろんな「気づき」を持つことができたのです。

ホームページをリニューアルし、「米朝チャンネル」のソフトを増やし、落語会にリモートを取り入れました。去年の今頃には考えもしなかったことばかりです。もちろん、噺家の本分は高座で落語をすること。舞台芸術は、やはり生が一番! 生に勝るものはございません。でも、それはそれとして、これからの時代、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用が、販売促進や新しいファン層の開拓に繋がるということに気づけたのです。

「コロナ」の第三波、そして第四波の到来が予想される中、感染予防に努めながら、魅力ある舞台芸術を提供することが我々の使命だと痛感した次第です。今もなお、ときには公演を中止せざるを得ない状況にありますが、できる範囲で精一杯楽しい舞台をお届けする所存ですので、これからもご贔屓の芸人を応援してやっていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。ホームページの [噺家紹介] の欄からアクセスしていただければ幸いです。

また、来年1月には第三弾「動楽亭リモート寄席」が開催されます。全国からご覧いただけますので、是非ともご参加下さいませ。

 

それから、昨今、密を避けるためにと、ロビーでの商品販売ができないケースが増えました。皆様にはホームページの [米朝商店] のご利用を賜りますよう、ひとえにお願い申します。

 

ところで、この度、天六(天神橋筋六丁目)の「大阪くらしの今昔館」を私の案内で紹介する動画が立ち上がりました。ここには江戸時代の大坂の町の様子が再現されたエリアがありまして、今は亡き御大、桂米朝の声によるナレーションが流れているのです。旧き佳き時代の大坂にタイムスリップすること請け合いです。

https://youtu.be/n1moBJy5uB4

https://youtu.be/dDb2VBmyKnw

米團治

 

 

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